これこそ、いつでも、どこでも、できる自由体操です。 「深呼吸」ならラジオ体操にも入ってますね。
でも、いったん「深呼吸」は忘れて下さい。
「深呼吸」と言うと私たちはなぜか「大きく吸う」ことばかり気にするからです。
大切なのは「大きく吐く」ことです。
息を吐き切ればもっとすごい効果が得られます。
ズバリ、腹筋が割れます。

これ、リアルなやつです
試しに、お腹に手を当てて息を吐き切ってみて下さい。
ほら、お腹がカッチンカッチンになるでしょ。
少し前にお腹をへこます「ドローイン」というエクササイズがありましたが、「ドローイン」をするには息を吐き切ればいいんです。もっと前には「ロングブレスダイエット」というのもありましたが、あれも基本は「息を吐き切る」です。
自由体操が「ドローイン」や「ロング・・・」と違うのは「やり方」がないことです。
これが自由体操の最大の特徴です。
試しに、「ドローイン」を検索してみると「正しいやり方」「効果的なやり方」「3つの手順」などが次から次へと出てきます。「ロングブレスダイエット」なら、「フォームも大事」「3秒で吸って7秒で吐く」「2つの呼吸法で6回、2分」「1日、3回から5回」といった「やり方」がYouTubeで5分48秒にわたって解説されています。
もちろん、その通りにできて、毎日続けられて、1年後、いえ10年後もまだ続けている、という自信があるのなら、なんの問題もありません。どうぞ、そのまま続けて下さい。でも、実際にはそれはとても難しい。続けるのが難しいからすべての「体操ブーム」はあっという間に去って行くのです。
じゃあ「やり方」を一切気にせず、いつでもどこでも、気づいたらやる、やらなくてもいい。そんな体操だったらどうでしょう。
それなら一生できるでしょう
健康も維持できるでしょう。
いえいえ、それだけではありません。
自由体操だけでもライザップに勝るとも劣らない「肉体改造」ができます。
上の写真は「息を吐き切る」だけで割れたリアルな私の腹筋です。
正直、私も一日中ずっと自由体操のことばかり考えているわけではありません。
息を吐き切るなんて、たまにしかしません。
(もしかしたら無意識にやってるかもしれませんが、なにしろ、無意識なのでそれはわかりません)
しかし、その程度でこのお腹です。
なにより楽なのは、がんばらなくてもこの状態がキープできるということです。
私の腹筋は自由体操だけで、かれこれ5年このままです。
自由体操にはリバウンドがありません。
なにしろ、「やめる」ことがありませんから。
続けないからやめない。
始めないから終わらない。
「やろう!」とも思わない。
やる気は出さない。
ただ、する。
それが、自由体操です。
まずは「息を吐き切る」です。
これこそ「運動」です。
「息を吸って吐く」は「呼吸運動」と呼ばれ、たくさんの呼吸筋群が動かされます。
無意識の呼吸(正常安静呼吸)でも10以上の筋肉が、意識した呼吸(努力呼吸)では20以上の筋肉が連動して動きます。
息を吐き切る、つまり、肺の中の古い空気を全部出し切ると、次に吸うときには新鮮な空気で肺が満たされます。それはとても健康にいいのです。
スキューバダイビングで初めて習うのは「息を吐き切る」という呼吸法です。ヨガの長息という呼吸法も吐き切ることが大切とされます。でも、ヨガだとこれまた、鼻呼吸、腹式呼吸、短く吸って長く吐く、などなど「やり方」がいちいちめんどくさいのです。もちろん、それはそれで、とても大切なことです。4500年の歴史を持つヨガの呼吸法はすごいんです。
でも、口だろうが、鼻だろうが、何秒だろうが、何回だろうが、「息を吐き切る」ことだけ意識すれば、それなりの効果があるんです。
「なにもしない」に比べたらそれはとても大きな効果です。
自由体操の最大のテーマは「安静状態」を減らすことです。
「なにもしない」のは寝ているときだけで充分です。いえ、睡眠中でさえ健康な人は15分に1回くらい寝返りを打つ、つまり体を動かすといわれています。パソコン仕事に集中して1時間くらい同じ姿勢でいることはありませんか? それに比べたら、寝ている方がよほど活動的です。
睡眠中でも人間は動く。
起きている間はもう少し動く。
それが自由体操です。

体が必ず変わる2つだけの心がけ: 本当に長生きしたいなら自由体操
- 作者: 佐野壮
- 発売日: 2017/02/01
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
体操カタログ2へ続く
www.jiyutaiso.com
試しに、お腹に手を当てて息を吐き切ってみて下さい。
ほら、お腹がカッチンカッチンになるでしょ。
少し前にお腹をへこます「ドローイン」というエクササイズがありましたが、「ドローイン」をするには息を吐き切ればいいんです。もっと前には「ロングブレスダイエット」というのもありましたが、あれも基本は「息を吐き切る」です。
自由体操が「ドローイン」や「ロング・・・」と違うのは「やり方」がないことです。
これが自由体操の最大の特徴です。
試しに、「ドローイン」を検索してみると「正しいやり方」「効果的なやり方」「3つの手順」などが次から次へと出てきます。「ロングブレスダイエット」なら、「フォームも大事」「3秒で吸って7秒で吐く」「2つの呼吸法で6回、2分」「1日、3回から5回」といった「やり方」がYouTubeで5分48秒にわたって解説されています。 もちろん、その通りにできて、毎日続けられて、1年後、いえ10年後もまだ続けている、という自信があるのなら、なんの問題もありません。どうぞ、そのまま続けて下さい。でも、実際にはそれはとても難しい。続けるのが難しいからすべての「体操ブーム」はあっという間に去って行くのです。
じゃあ「やり方」を一切気にせず、いつでもどこでも、気づいたらやる、やらなくてもいい。そんな体操だったらどうでしょう。
それなら一生できるでしょう
健康も維持できるでしょう。
いえいえ、それだけではありません。
自由体操だけでもライザップに勝るとも劣らない「肉体改造」ができます。
上の写真は「息を吐き切る」だけで割れたリアルな私の腹筋です。
正直、私も一日中ずっと自由体操のことばかり考えているわけではありません。
息を吐き切るなんて、たまにしかしません。
(もしかしたら無意識にやってるかもしれませんが、なにしろ、無意識なのでそれはわかりません)
しかし、その程度でこのお腹です。
なにより楽なのは、がんばらなくてもこの状態がキープできるということです。
私の腹筋は自由体操だけで、かれこれ5年このままです。
自由体操にはリバウンドがありません。
なにしろ、「やめる」ことがありませんから。
続けないからやめない。
始めないから終わらない。
「やろう!」とも思わない。
やる気は出さない。
ただ、する。
それが、自由体操です。
まずは「息を吐き切る」です。
これこそ「運動」です。
「息を吸って吐く」は「呼吸運動」と呼ばれ、たくさんの呼吸筋群が動かされます。
無意識の呼吸(正常安静呼吸)でも10以上の筋肉が、意識した呼吸(努力呼吸)では20以上の筋肉が連動して動きます。
息を吐き切る、つまり、肺の中の古い空気を全部出し切ると、次に吸うときには新鮮な空気で肺が満たされます。それはとても健康にいいのです。
スキューバダイビングで初めて習うのは「息を吐き切る」という呼吸法です。ヨガの長息という呼吸法も吐き切ることが大切とされます。でも、ヨガだとこれまた、鼻呼吸、腹式呼吸、短く吸って長く吐く、などなど「やり方」がいちいちめんどくさいのです。もちろん、それはそれで、とても大切なことです。4500年の歴史を持つヨガの呼吸法はすごいんです。
でも、口だろうが、鼻だろうが、何秒だろうが、何回だろうが、「息を吐き切る」ことだけ意識すれば、それなりの効果があるんです。
「なにもしない」に比べたらそれはとても大きな効果です。
自由体操の最大のテーマは「安静状態」を減らすことです。
「なにもしない」のは寝ているときだけで充分です。いえ、睡眠中でさえ健康な人は15分に1回くらい寝返りを打つ、つまり体を動かすといわれています。パソコン仕事に集中して1時間くらい同じ姿勢でいることはありませんか? それに比べたら、寝ている方がよほど活動的です。
睡眠中でも人間は動く。
起きている間はもう少し動く。
それが自由体操です。

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