○○は体にいい
という話があると、
たいてい同時に、
○○はあまり効かない
とか、
場合によっては、
○○は体に良くない
なんて話まで飛び出したりします。
食べ物やガン治療などでもよく耳にする話です。
こんな些細な話でもそうです。
階段の段飛ばし
エスカレーターで歩くのは危ないので止めましょう。
同じような理由で、階段の段飛ばしも危ないよ、という意見はあるでしょう。
あるいは、スローライフという視点から止めましょう、という意見もあります。
たとえば、こちら。
1段ずつステップを踏んでいくのが、本来の階段の上がり方です。
時間もかかるし、体を動かさなければなりません。
だからこそいい。
心も体も落ち着けます
↑上にもありますが、体を動かす、という視点からはこんな研究結果もあるそうです。
一方で、もちろん「体に効く」という意見もあります。
(もちろん、こちらの方が圧倒的に多数あります)
前者と後者は相反してはいません。
両方とも正しいでしょう。
観点がちがうだけです。
世の中には様々な意見や研究結果があります。
なにを信じてなにをするかは私たちの自由です。
始めなかった「始まり」の初め
私の場合、自由体操をする前は、エスカレーターを歩いていました。
せっかちだからだと思います。
これがいちばん早いですから。
自由体操をするようになって真っ先に現れた変化は、エスカレーターではなく階段を使うようになったことでした。
私はいつの間にかなんとなく、階段を使うようになっていました。
これもせっかちだからです。
その方が早いことが多いからです。
(同じ頃、電車の中で席が空いていても座らなくなりました)
自由体操の効果に気づき始めたのはその頃です。
最初に「変化」に気づいたのがまさにこの「段飛ばし」でした。
じつは、自由体操以前は、1段飛ばすだけでバランスを崩す感覚がありました。
たまにですが、そして、ほんの少しですが、「おっとっと」という一瞬が、なくはなかったんです。
たった1段でさえ。
それが、なくなっていました。
いつの間にか。
階段の1段飛ばしで、体がまったくぶれません。
あれっ?
と思いました。
そういえば、最近、なんかちょっと体が軽いかも。
そこに気づきました。
それが「始まり」でした。
初めは、それがなぜかまったくわかりませんでした。
やがてそれは「毎日適当に体を動かしているから」という仮説に至りました。
そして、厚労省やWHO(世界保健機関)の資料を調べ、自分の体で実験をして、その仮説を裏付けていきました。
そして、
いつでも、どこでも、どんなふうにでも、体のどこでも、少しでも、自由に動かす。
その効果がとても大きいことがわかりました。
それを「自由体操」と呼ぶことにしました。
そのうちに階段を2段飛ばしても体はぶれなくなりました。
現在は少しぶれますが3段も飛ばせるようになりました。
(我が住まいのマンションの階段を基準としています)
いま話題の「ゼロトレ」のホームページのトップには、
「羽が生えたように軽くなる」
とあります。
羽が生えたよう、とまでは言えませんが、私も自由体操で「体が軽くなる」を実感しています。
「ゼロトレ」は必ず効きますが、自由体操も必ず効きます。
ちなみに自由体操は「トレゼロ」です。
トレーニングなしですが、肉体改造もアンチエイジングもかんたんにできます。
どちらをするのも、両方するのも、両方ともしないのも、みなさんの自由です。
記事はいつもながら私見です。
2020ならまだ間に合います。
自由に体を動かしましょう。