自由体操~人生は体操だ。

心がけるだけでだるさも痛みも運動不足もぜんぶ解消

18, 肩をすぼめる(世界一かんたんな肩こり解消法)

私たちが「日常なにげなく」あるいは「明確な意図を持って」おこなっている

しぐさ

それらはどれも自由体操として活用できます。

人体の動作はすべて自由体操です。

たとえば、、、

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WHY?

なぜ?

なぜかというと、体を少しでも動かせば、体は少しはやわらかくなり、少しは血流が増え、少しは老廃物の除去が進み、少しは新陳代謝が上がり、少しはアンチエイジングになり、少しは健康になるからです。

「少しは」というのは【ひとつひとつの動作が人体に与える影響は「ミクロ」とか「ナノ」とか、とにかく微細、微量ですよ】という意味です。

しかし、1回1回の「動作=運動」が「少し」でも「わずか」でも、ずっと体を動かしていれば、「なにもしない」に比べて、比べものにならないほど、大きな効果が生まれます。

塵も積もれば山となる

そうなんです。

「動作=運動」には「チリツモ効果」があります。

もちろん、ダイエット効果もあります。

どんなにわずかな動きでも、たとえば、パソコンのワンクリックでも、体を動かすにはエネルギーが必要です。

魔法や手品ではないので、そのエネルギーを産生するためには、肉体の一部を燃やさないといけないのです。

たき火をしたことがある人は分かると思います。

「熱(炎)」という「エネルギー」を産生させるために「薪(まき)」を燃焼させると、薪は灰になって大部分の重さを失います。

それと同じようなことが肉体の中でも起きています。

体を動かさなくても、「生きている」だけでもです。

じっとしていても、エネルギー源の「薪」は必要です。

ですから、生き物は体内にどんどん「薪をくべる」のです。

つまり、食べる、のです。

燃やすために食べているのですから、食べたものから燃やしていきます。

それがなくなったら、次に自分の肉体(筋肉や脂肪)を燃やします。

そのときに体重が減ります。

人はそれを「ダイエット」と呼びます。 

ですから「生きるため動くために必要充分な量を食べていれば痩せない」のです。

ですから「食べたぶんを少しでも燃やすために体を少しでも動かす」のです。

 

激しい運動は激しく痩せない

サッカーだって、シュート1回だけならたいしてエネルギーはいりません。

(それでも、もちろん「ナノレベル」では痩せますが)

たしかに、90分間フル出場して走り回れば、それなりのエネルギーが必要となり、肉体の一部は燃焼し、体重減少につながります。

いま「それなり」と書きました。

90分間も走り回って「それなり」って、どういうこと?

じつは、「激しい運動」は「激しい」割りに、「激しく」体重減少しません。

ユーチューバーのカズさんがこんな記事を紹介されています。

kazudiet.jp

その結果、カズさんは、

【4時間半かけてフルマラソンを走っても脂肪の燃焼(実質の体重減)は「0.5㎏」程度であろう】と、推計されています。

フルマラソンの前後で、カズさんの体重は3㎏減りました。

でも、

「減ったのは体の水分量なんですよ。つまりこの喜びは、サウナに入って痩せたと喜ぶのと一緒な話。」

つまり、ビールをプファーっと飲んだら元通りです。

 

一方、昨日私が書いた記事は、

【2時間、楽しく活発におしゃべりした後は1㎏の体重減少】 

www.jiyutaiso.com

こちらは、ビールを飲んだ後です。

(それもかなりたくさん)

プーチン大統領も自由体操

FIFA ワールドカップ ロシア 2018

1次リーグ初戦の開幕ゲームでサウジアラビアから5点目を奪ったとき、、、

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プーチン大統領も自由体操していらっしゃいます。

とても効果的だと思います。 

なぜなら、「客席に座る」と基本的に「じっと動かない」からです。

サッカーは盛り上がりが激しいので、たとえスコアレスドロー(0対0)でも、比較的体を動かす機会があります。

(チャンスで、反則で、シュートで、みなさんけっこう立ち上がりますね)

でも、野球はどうでしょう?ビールの売り子さんに向かって手を上げるときしか体を動かさないかもしれません。

映画もお芝居もコンサートもそうです。

基本的に客席に座ったら動かない。

1時間、2時間、3時間、、、、、

それが10時間くらいになると、死の危険があります。

そうです。

エコノミー症候群です。

飛行機内では「エコノミー症候群予防体操」みたいなビデオが流れますが、あのとおりでなくてもいいんです。

自由体操でいいんです。

10時間のフライト間、適当にゴニョゴニョモゾモゾ動いていればいいんです。

映画館でもお隣さんの迷惑にならない程度に、体のどこかを適当に動かせばいいんです。

 自由体操の効果を倍増させるスゴ技

 「ボディランゲージ」と言うように、人のしぐさは言語のような意味を持ちます。

それは世界共通であったり、全然違ったり、場合によっては真逆の意味だったりします。 

私たち日本人は「わからない」とか「なぜ」を表すときに、あまり肩をすぼめたりしません。

たぶん、首を傾げます。

それでもけっこうです。

おおげさにやるとなおよいです。

5点目のときのプーチン大統領はだいぶ遠慮がちです。

もっとおおげさに肩をギュッとすぼめると、肩こりに良く効きます。

いま、肩が凝ってると感じていたら、いますぐ、肩をすぼめてみて下さい。

やり方も回数も自由です。

適当に肩をすぼめるだけです。

やり方なんてありません。

 

さて、ここで、ブログでまだ紹介してなかった「スゴ技」をご紹介します。

体に「+α」の自由体操に、もう一つ「+α」するだけです。

それだけで効果が倍増します。

 

これも「やり方」は適当です。

じつは、

押して動かす。

それだけです。

たとえば、肩なら、、、

まず、片方の手で、反対側の肩をギュッと押して下さい。

自分で凝ってると感じるところを適当にギュッと。

そのまま適当に何回か肩をすぼめて下さい。

反対側もやって下さい。

それだけです。

 

自由セルフマッサージ

筋肉おさめ

 

私はそんなふうに呼んでいます。

体中どこでも効きます。

やり方は適当です。

好きなように好きなとこを押さえて動かしてみて下さい。

 

自分の体のどこに効くのか、自分の体に「聞きながら」やってみて下さい。

 

世界一かんたんで世界一効く「こり」の解消法

いろいろ試してますが、いまのところ、これがそれです。

 

 

自分で自由に体を動かす人がひとり増えれば、日本がひとりぶん元気になります。

2020ならまだ充分に間に合います。

自由体操で動かしましょう。  

体が必ず変わる2つだけの心がけ: 本当に長生きしたいなら自由体操

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