自由体操~人生は体操だ。

心がけるだけでだるさも痛みも運動不足もぜんぶ解消

12, 腰を回す(ぐるぐるぐるぐるグラインド)

「始めない」で「続けない」で、毎日(のように)動かしているとどうなるか?

体は少しずつやわらかくなります。

この「少し」は大きな「少し」です。

ガチガチの運動不足人は腰なんてバキバキですから、前後左右に動かすのもやっとです。

でも、毎日少しずつとはいえ、少しずつは動かせるようになっていくのです。

すると、こんなこともできるようになります。

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あれ? お婆ちゃん?

 

昨日のお嬢さんの腰の動きも見事でしたが、今日のお婆ちゃんはそれ以上です。

 

いま以上それ以上動いていれば、体はもっと動かせるようになります。

そうやって、体は少しずつよみがえっていきます。

 

自由体操は死ぬまでできます。

「始めない」や「続けない」は一生続けるためのおまじないです。

始めず続けず毎日(のように)動いていると体は少しずつやわらかくなります。

 

右をやったら左もする。前をやったら後ろもする。上をやったら下もする。

 

そのうち、もっと動かせるようになります。

すると、回しちゃったりして。

すると、好きな曲に合わせたりして。

 

腰を前後左右に動かすのは自由体操の中でもかなりの上級編です。

腰を回すのはさらに上級編?

いえ、そうとは限りません。

それは人によります。

 

腰周りの筋肉の状態によって、前後、左右、回旋、回転、どの方向に動かしやすいかは人それぞれです。

前後(屈曲・伸展)、左右(側屈)、回旋、回転。

人の関節の運動方向はこの4つです。

「腰を動かす」というのは股関節と脊椎の連係動作です。

 

あららら、なんか難しい話。

自由体操っぽくないですね。

 

「解剖学的」にではなく、

「自由体操的」には「腰の動き」は「おへそ」の動きでわかります。

 

へそが前後に動いていれば、腰は前後に動いています。

へそが左右に動いていれば、腰は左右に動いています。

へそがくるっと回って後ろを向けば、腰は捻られています。

へそがぐるぐる回っていれば、腰は回っています。

あのお婆ちゃんみたいに。

 

「月(にくづき)」に「要(かなめ)」と書いて「腰」

 

肉体の中核である「腰」の大問題について、専門的な「私見」を拝見しました。

 

ギックリ腰の原因は、100人いると100通りあると考えてください。

決まったセオリーやマニュアルなどは一切ありませんし、使えません。 

 

孤独な理学療法士ことmatoruptさんのブログです。

matorupt.hatenablog.com

すとんと腑に落ちます。

matoruptさんに質問させて頂き、肉離れの原因についてもご回答を頂戴しました。

肉離れは主に筋肉の使い過ぎ、使わなすぎ、筋力低下などが考えられます。
使い過ぎは疲労が溜まり筋肉が硬くなること、使わな過ぎは日頃運動不足により筋肉の柔軟性が低下することにより過度のまたは一瞬の筋肉の収縮により筋繊維が断裂することにより起こります。筋力低下もその過度、一瞬の筋収縮に耐えきれずに筋繊維の断裂が起こります。
また他には食べ物や水分不足によって起こる可能性もあります。 

なるほど。 

 

人類の腰は疲弊してますね。 

 

ヒトが直立二足歩行を始めたのはたったの400万年前。

私たちの「生物」としての歴史は38億年前まで遡ります。

 

それって、生まれてからずっと4本足で歩いていた50才過ぎの私がつい3週間前に2本足で立ち上がったようなものなんです。

まだ、ぜんぜん慣れてないですね。

 

試しにいちど四つん這いになってみてください。

この安定感。

この懐かしい感じ。

楽だなあ。

さあ、そこからゆっくり立ってみましょう。

ほら、それが人類の進化です。

うーん、きつい。

なんだかずいぶんと腰には無理をさせている感じがしませんか?

 

腰をなんとかしてあげましょう。

自由体操で。

 

 

自分で自由に体を動かす人が一人増えれば、日本が一人分元気になります。

2020ならまだ充分に間に合います。

自由体操で動かしましょう。