自由体操~人生は体操だ。

心がけるだけでだるさも痛みも運動不足もぜんぶ解消

26, 体側を伸ばす ~ ラジオ体操もヨガも「やり方」は難しいですが、自由にやっても効きます

ラジオ体操はいい。

そういう話はよく聞きます。

特に「体を横に曲げる運動」がいい。

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私はそう思います。

エアー500円玉拾い

なぜなら、日常生活の動作にはないからです。

スモモだろうと現金だろうと、足下に落ちているものを拾うなら、ふつうは膝を曲げて拾います。

体がやわらかいと前屈でも拾えます。

でも、真横からは無理です。

サーカスの「ゴム人間」ならできるかもしれませんが、ふつう真横は無理です。

 

誰にも気づかれないように、足下に落ちている500円玉を真横から拾う。

 

実際には無理ですが、そんなイメージで体側を伸ばすことができます。

実際には指先が膝の外側に触れる程度ですが、それで充分です。

500円玉を拾うくらいの気持ちでやりましょう。

1万円札だと無理しすぎます。

 

昨日の、カニ歩きもそうですが、やはりふつうしない動きはよく効きます。 

ふつうしない動きといえばヨガですが、ヨガのアーサナ(ポーズ)でもやはり「体側伸ばし」は基本中の基本です。

その名もズバリ「ウッティタ・パールシュヴァコナーサナ」

???

意味はズバリ「体側を伸ばすポーズ」です。

ヨガも効きますが、カニ歩きも「カニ感」を増して上半身をぐっと横に曲げれば、さらに体側に効きます。

 

体側と言っても重要なのは「脇腹」です。

そこはすでに腰の一部です。

やはり、腰は肉体の「要」です。

腰を制するものは健康を制す。

私はそう思います。

 

そんなところにも「凝り塊」が

腸は人間の体で「唯一の触れる臓器(もちろん、肉の上からですが)」と言われます。

そんな「むき出し」の内臓を守るために余った脂肪はお腹の周りに蓄積されます。

ですから、メタボだと唯一の触れる臓器にも触れません。

「冷蔵」のお肉は少し固いですが、つねに体温で温められているお腹のお肉(主に脂肪)はぷにゅぷにゅです。

そんなぷにゅぷにゅの脂肪に覆われた脇腹の奥の方には「深層筋」があります。

運動不足人の脇腹の奥の「深層筋」には、おそらく、かなり固い「凝り塊」が潜んでいます。

その固さは「冷凍」のお肉並みです。

しかし、メタボだとそこに触れるのが難しいため「凝っている」ことに気づくことさえできません。

メタボが気になるのでしたら、脇腹を思いっきりつまんでみてください。

おそらく、全握力で握りしめても痛くはないはずです。

 

痛くなければ、、、

完璧な柔軟性を持っているか、

メタボか。

 

もしも痛かったら、、、

「凝り塊」に指が届いている証拠です。

いますぐ健康改善に取り組むことができます。

 

もしかして、そんなあなたは長いこと腰痛に悩んでいませんでしたか?

その腰痛、いま握った「凝り塊」が原因かもしれません。

腰痛の真相は深層筋!?

だとしたら、体側伸ばし系の自由体操や脇腹適当もみもみの自由セルフマッサージで、長年の腰痛を解消できるかもしれません。

もしかしたら、その脇腹の「凝り塊」はお尻の「梨状筋」の凝りと繋がっているかもしれません。

(「お尻の凝り」については、こちらの過去記事にも) 

だとしたら、お尻の「凝り塊」もほぐしましょう。

私は近頃ずっとお尻と脇腹を重点的に攻めてます。

腰を制するものは健康を制す。

私は本気でそう思います。

 

ラジオ体操 第3も!?

ラジオ体操も「体側伸ばし」をとても重要視しています。

ラジオ体操だと、腕を上げて脇の下のストレッチもするので効果倍増です。

 

ラジオ体操は第1も第2もそれぞれ13科目ありますが、

(「動作」のことを「科目」と呼ぶそうです)

どちらも5番目の「科目」が「体側伸ばし」です。

公式には「体を横に曲げる運動」だそうです。

公式の「やり方」はこのようになっております。

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https://pid.nhk.or.jp/event/taisou/img/radioweb001.pdf

ラジオ体操にはその昔「第3」もあったそうですが、その「幻の第3」の号令ではズバリ「体側を伸ばす運動」と呼んでいます。

 

ちなみに、昨年の「夏期巡回ラジオ体操」の第1回放送は、渋谷区の「代々木大山公園運動場」で行われましたが、小学校のPTA会長を務める関係で私も参加させて頂きました。

前回東京大会が渋谷区を中心に開催されたことから、2020のオリパラに向けて渋谷区では様々な関連事業が行われており、私も微力以下ですが、お手伝いできればと思っています。

 

記事はいつもながら私見です。

医学的な定義とは異なるかもしれないことをご承知置きください。

 

自分で自由に体を動かす人がひとり増えれば、日本がひとりぶん元気になります。

2020ならまだ充分に間に合います。

自由体操で動かしましょう。