自由体操~人生100年時代の今日「始めない」すごい健康法

心がけるだけでだるさも痛みも運動不足もぜんぶ解消

頭の自由体操「人生の差法」① ~ 健康な人も、そうでない人も

 

まえがき

暮らしに不自由がなければ、体なんかいくら固くてもいい。
信念を持って生きていれば、頑固者と呼ばれてもいい。
そんな肝っ玉の据わった人なら、放っておいても長生きします。
ガチガチの体と頭で。

健康的とは言えませんが、そういう生き方も「あり」です。
どう生きようと、それは個人の自由です。
でも、こんなにかんたんに凝りがほぐれて、体が軽くなり、気持ちが楽になるのです。
それを知ってしまった以上、できるだけ多くの人にその方法を知ってもらいたい。
そして、できるだけ多くの人にそれ実感してもらいたい。
そう願うのは私の自由です。
だから、私は自由気ままに「自由体操」をお勧めして参ります。

私は科学者でも医者でもありません。
からだの修復・整復についても、プロではありません。
サッカー選手がバットを振っているようなものです。
けれども、専門家でないからこそ、言えることもあります。
先入観のなさは、新たな発見を得る上でとても重要です。
私はただみなさんの健康増進を願っていますが、このブログは医学書ではありませんし、豊富な臨床データの蓄積もありません。
それどころか、このブログに記されているほとんどは、私個人の実体験によって得られた私個人のデータや見解です。それがもし、私のひとりよがりなら、このブログはとても個人的な「健康ガイド」でしかありません。
しかし、それこそが「ブログ」というメディアの特徴とも言えます。
私は精神的にも肉体的にもごく一般的な人間です。
私が特殊な人間でないことは遺伝子検査で確認済みです。
ですので、私と同様の変化が他の人に起きる確立は決して小さくないと私は確信しています。
いえ、むしろ私より著しい「なにか」を得られる人が現れることを、私は秘かに期待しています。
村上春樹さんは「走ることについて語るときに僕の語ること」のなかで、若いころの飲食店経営から得た価値観を、次のように語られています。

十人のうち九人に気に入ってもらえなくても、べつにかまわないわけだ。そう考えると気が楽になる。しかしその「一人」には確実に、とことん気に入ってもらう必要がある。


私は十人のうち十人に共感してもらうつもりでこのブログを記していますが、自由体操の効果ばかりは「十人のうち十人」とは、口が裂けても言えません。
人間の心身は十人十色、千差万別です。
それこそ、十人のうち一人にしか効かないかもしれせん。
しかし、その「一人」には確実に効くと思います。
そして、その「一人」にはとことん寄り添いたいと思っています。

生前、私の父はよく言っていました。
「乾杯のまえおきと本のまえがきは、短ければ短いほどいい」
すみません。少し長くなってしまいました。

 

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 
あなたは、自由に考えることができますか?

自由体操――そんな名前の体操はありません。
自由体操――なのに、なんだかできそうな気がします。
自由体操――そうです。できます!

いつでも、どこでも、どんなふうにでも、少しでも、自由に動かす。
それが自由体操です。

「自由になにかを考えてください」
突然そう言われたら、どうするでしょう?
体の自由体操でもいつも述べていますが、「自由に」は意外に難しいものです。
少し迷ってから、きっと、家族や仕事や趣味、週末の予定や晩ご飯のことなどを考えることでしょう。
それでいいのです。
なんでもいいのです。
それが頭の自由体操です。
私たちが自由に体や頭を動かせば、それがすなわち自由体操です。
それだけで頭と体の柔軟性は格段にアップします。
アンチエイジングはぜんぜん難しくありません。

頭の自由体操も特別な体操ではありません。
私たちはいつも頭の自由体操をしています。
晩ご飯の献立を決める。デートの行き先を考える。ボーナスでなにを買うか迷う。家族旅行の計画を練る。営業のノルマ達成に向けて知恵を絞る。
どれも自由体操です。
「そんなことなら、言われなくてもやってます」
みなさん、そう言うでしょう。
でも、自由体操はもっとできます。
どうでもいいことを、もっと自由に「思う」のです。

頭はいつもクリアで新しい発想が浮かび、仕事にも家庭にも悩みはなく、柔軟な思考を保っていたとしても、頭の自由体操をお勧めします。
健康なら、自由体操でもっと健康になれます。
まして、運動不足やストレスを気にしているのなら、なおさらです。

現代はストレス社会です。
WHO(世界保健機関)は2012年、世界のうつ病患者が3億5千万人にのぼるという統計を発表しました。先進国でも発展途上国でもその数は急増しており、いずれの地域でも対策は急務です。
うつ病などの精神疾患やストレスへの対処法にはどのようなものがあるでしょう?
精神疾患に対しては薬物治療や心理療法があります。軽度の気分障害や精神疲労、ストレスなら、気分を変えるだけで解消できることもあります。いわゆる「気晴らし」というやつです。そういう気分転換的なストレス解消法は、医学的には「注意転換法」と呼ばれます。
私がこれからご紹介するちょっと変わった「頭の自由体操」は、世界中の人たちだれもが、いつでもどこでもできる「注意転換法」です。
頭の自由体操はストレスを抱える人だけでなく、健康な人にとっても、いつでもどこでもできる「気分整理法」です。

頭も体も動かせば、それがあなたの自由体操。

これが理解できるあなたは、今頃もうブログ読むのを止めて、頭と体を動かしているはずです。いいえ、読みながらでも「自由体操」はできます。
(つづく)