2年前
自由体操のお手本にちょうどいい曲が
はやりました
手の動きはシンプルかつ充分で
足にはスクワットのような負荷がかかります
そして、最後に首を倒します
完璧人間は片方にしか倒しませんが
自由体操人は
両方に倒します
(ムーディ勝山ではありません)
パソコンでの仕事が長時間に及ぶ人にはぜひ心がけて欲しい自由体操です。
できれば、15分に1回くらいは動かして欲しいところです。
片手で肩をギュッと押さえつけて首を倒すと効き目は倍増です。
どこの筋肉も手で押さえ込んで動かすと「ほぐし効果」がアップします。
私はこれを「筋肉おさめ」と呼んでいます。
PERFECT HUMAN
ところで、あれがはやったのはもう2年も前なんですね。
しかし、なぜ「はやり」は「廃(すた)れる」のでしょう?
人間の興味は長く続かないから。
面白いことほど飽きられやすいから。
定着するほど本質的に重要でないから。
廃る理由は説明できますが、なにがはやるかは説明できません。
ヒットメーカーと言われる人もおそらく最後は「運」だと言うでしょう。
はやり、流行、ブーム、トレンド、ファッション、、、
りゅうこう【流行】
②急に或る現象が世間一般にゆきわたること。特に、衣服・化粧・思想などの様式が一時的にひろく行われること。はやり。
「広辞苑」より
広辞苑に補足なんておこがましいですが、「そして、廃ること」を付け加えたいところです。
はやれば、廃れる。
あるいは、廃れてこそ流行。
廃れずに続いたら、それは「一時的」ではないので、流行の定義から外れます。
その例で言えば、ヨガは流行ではありませんでした。
もちろん、結果的に、です。
私は15年ほど前、親友が主宰するヨガスタジオを手伝っていましたが、その頃は、オウム真理教がヨガ教室を開いていた、という記憶がまだ生々しく、ヨガ教室に使える場所を見つけるのはとても大変でした。
そんなヨガがいまや。
「広辞苑」は「特に」といって「衣服・化粧・思想」を挙げていますが、加えて「体操」も「特に」流行の多い分野です。
過去に流行した体操を挙げれば切りがありませんが、その一方で「ラジオ体操」のように完全に定着している体操もあります。
松尾芭蕉は俳諧の理念を「不易流行」と呼びました。
それは「変化しない本質と新しい変化の融合」です。
体操も「不易流行」です。
最近ではその「ラジオ体操」のNHKが「みんなで筋肉体操」という番組を放送して話題になっています。
いろいろな意味で「不易流行」を感じさせる番組です。
「みんなで筋肉体操」も適当に自己流で心がければあなたの「自由体操」です。
ぜひ心がけて下さい。
記事はいつもながら私見です。
2020ならまだ充分に間に合います。
自由に体を動かしましょう。

体が必ず変わる2つだけの心がけ: 本当に長生きしたいなら自由体操
- 作者: 佐野壮
- 発売日: 2017/02/01
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る