体重計、乗ってますか?
ダイエットのために体重計に乗りましょう、ということはよく言われます。
私も「ダイエットのためには乗ったほうがいい」と思います。
変化を把握することはとても大切です。
でも、「体重計に乗るだけでダイエットできる」みたいな「表現」は大嫌いです。
そんなことありえません。
私はひょんなことから、5年前にオムロンの体重体組成計「HBF-252F」を買い、それ以来毎日(のように)乗っています。
(「ひょんなこと」のお話は「体が必ず変わる2つだけの心がけ: 本当に長生きしたいなら自由体操」にも詳しく記しています。このブログでも別の機会に書きます。ところで「ひょん」ってなに?)
ちなみに、私は5年前に5,980円(送料無料・税込)で「HBF-252F」を買いましたが、本日現在、Amazonで新品が18,000円です。
どうやらプレミアが付いてしまったようです。
前置きが長いですね。
では、タイトルのお話です。
まずは、今朝の「体年齢」をご覧下さい。
この体重計は2回分の結果表示ができ、左が「前回記録」、右が「今回記録」です。
「自由体操」の効果を様々な視点から調べていたときは、1日10回くらい測ったりもしてましたが、いまは基本的にこの3回だけです。
①朝起きてすぐ ②排尿後 ③就寝前
上の写真では左が①、右が②です。(おしっこしても体年齢は変化なしです)
朝2回測っている理由は特にありません。
もとはといえば、おしっこの量を調べていたのですが、今となっては不要です。
でも、習慣化とはおそろしいもので、ずっと続けています。
「習慣化」とは「めんどくさくなくなる」と言い換えることができます。
そして、昨夜の「体年齢」がこれです。
左が昨日の朝②排尿後で、右が③就寝前です。
昨夜寝るときに37才だった体年齢が朝起きたら40才になった。
ほら、
ひと晩眠ると3才老化してます。
なぜかというと、「HBF-252F」がそう測定したからです。
体組成計の測定原理はこうです。
オムロンの体重体組成計は、測定時に体に微弱な電流を流し、その抵抗値を計測して脂肪や筋肉率などの体組成を推定しています。この方法は、BI法(Bioelectrical Impedance <生体インピーダンス> 法)と呼ばれています。脂肪は電気をほとんど通しませんが、筋肉や血管など水分の多い組織は電気を通しやすいという性質を利用して、脂肪とそれ以外の組織の割合を推定しているというわけです。
また、「HBF-252F」は両手両足測定(手で握るハンドルが付いてるやつ)ではなく、両足測定(乗るだけ)です。
どうやら、足の方への水分の偏りを誤って「推定」するようです。
つまり、、、
就寝前は一日生活していたことによって体内の水分が下半身に偏っているために、
「水分が多い」=「筋肉(や血液)が多い」→「脂肪が少ない」
と「推定」されます。
そして、一晩横になって眠ると体内の水分が上半身に戻るため、前夜よりも、
「水分が少ない」→「筋肉が少ない」→「脂肪が多い」
と「推定」されます。
ちなみに昨夜の「体脂肪率」はこのような結果でした。
左が昨日の朝の②排尿後で、右が③就寝前です。
これだと、よくわかりますね。
一日の生活の中で体内の水分が下半身に落ちたことにより、
「水分が多い」=「筋肉が多い」→「脂肪が少ない」
と「推定」されたのです。
そして、登録してある身長・体重・性別から体年齢を「推定」します。
こうして、朝40才と推定された体は夜には37才と推定されたわけです。
つまり、タイトルとは反対に、
人は一日生活するだけで3才若返る
とも言えるわけです。
でも、実際には体内の水分が下半身に落ちただけです。
ところで、体内の水分といえば尿ですが、
「HBF-252F」は、排尿の影響は排除します。
もう一度、今朝の「体年齢」がこれ。
今朝のおしっこはこれ。
②-①=350グラム です。
350ccの水分(尿)が減少しましたが体年齢は変化していません。
そこは機械も分かっているようです。
余談ですが、6年間測り続けた結果、朝の尿量はこれくらいが平均です。
前夜の飲み会でビールばっかり飲んだ翌朝は500cc以上出ることもあります。
計測史上最大は1リットル近かったような記憶があります。
このように、「HBF-252F」は尿の影響を受けません。
しかし、「飲み会」の影響は受けるようです。
これは私の「推定」ですが、
「HBF-252F」の「BI法」は、膀胱という一カ所に溜まっている尿の水分はその特徴から「尿」と判断する。
一方、胃や腸や腎臓などの臓器に広く存在するビールやワインや日本酒やウィスキーの水分はある程度筋肉として換算してしまう。
その結果、飲み過ぎちゃった夜は体脂肪率が10%台前半とか体年齢が30代前半とかにもなっちゃいます。
酔っ払ってるので「おれって、いい体してるじゃん!」なんて喜んだりするのですが、翌朝測ると元通りです。
元通りといっても、実年齢より一回りは若いです。
「HBF-252F」に誤差があるとしても、体年齢40才前後を保てるのは自由体操のおかげです。
最後に、昨夜の体重はこれ。
この結果から次の3つのことが分かります。
- 今朝の体重は61.35㎏なので、一晩で250グラムやせた
- 昨日の朝は61.20㎏だったが、夜には400グラム太っていた。
- 昨日の朝は61.20㎏だったが、今朝は61.00㎏なので、200グラムやせている。
1は、「人は寝ている間にコップ一杯の汗をかく」というやつです。
しかし、実際には「汗」よりも「呼気」に含まれる水蒸気として体外に排出される分量の方が多いです。
いずれにせよ、人は眠れば少しやせます。
2は、「おしっこやうんちや汗や呼気で出した量より飲食した量の方が400グラム多かった」ということです。
体重の増減はカロリーよりも実際の「重さ」の出入りで考えた方がよほど分かりやすいです。
3は、「同じ時間を基準にすれば、昨日より今日の方がやせている」ということです。
人はそれを「ダイエットした」とか「やせた」とか言います。
私はダイエットをしていません。
食事制限などまったくしていませんし、ランニングなどのいわゆる「運動」も一切していません。
しかし、自由体操も運動です。
自由体操なら毎日しています。
(お酒も毎日飲んでいます。)
毎日、昨日のようにしていたら、1年後に私の体重は何㎏になっているでしょう?
1年後、私は消えてなくなっています。
毎日200グラムやせたら、10日後は2㎏やせてます。
100日後には20㎏やせてます。
300日後には60㎏やせてます。
その時点で、私一人分がなくなります。
そんなことはありえません。
今朝はたまたま200グラムやせていただけです。
200グラム太っている日もあれば、食べ過ぎて1日で1キロ太ることもあります。
体重の変化はあります。
でも、もう何年も60~63㎏くらいです。
それは、体重計に乗っているからではありません。
暴飲暴食する日もあります。
でも、そんな日があれば、その後はしばらく少し節制してそういう日を「チャラ」にします。
そうやって全体を「ならして」います。
そういうことが「習慣化」しています。
「体が必ず変わる2つだけの心がけ: 本当に長生きしたいなら自由体操」で紹介している心がけは、
- プロテインシェイクを食前に飲む
- 自由体操する
の2つです。
でも、1つめの「プロテインシェイク」はいつまでも続けるものではありません。
私ももうたまにしか飲んでいません。
でも、自由体操は「続けない」でずっと心がけて下さい。
冒頭で申し上げたとおり、
ダイエットのためには体重計に乗ったほうがいいのです。
それは変化を把握するためです。
自由体操を心がけていると自分の体に目を向けるようになります。
すると体の変化に気づきやすくなります。
体重計に毎日乗っていれば、客観的な体の変化も知ることになります。
自分の体の情報は多い方がいいに決まってます。
体重計に乗るのは自分を知るためです。
ぜひ、体重体組成計を買って乗って下さい。
追記です。
昨夜と今朝(上記記事の翌日)の体重はこれです。
昨夜
昨日1日の朝晩のプラスマイナスは「+750グラム」でした。
前夜の「+400グラム」に比べ、より少し多めに飲食した、ということです。
そして、今朝
一晩寝て「150グラム」やせました。
前夜の「-250」に比べて少なかったようです。
体調やらなんやらで人の生理現象には微妙な(ときに大きな)変化があります。
昨日も書きましたが「寝てる間にやせる」主な原因は「汗」ではなく「呼気」です。
呼吸には肌呼吸も含まれますので、そういう意味では「汗」と言ってもいいかもしれません。
これを「不感蒸泄」といいます。
読んで字のごとし。
知らないうちに水蒸気として体外に排泄される、ということですね。
昨夜はこの不感蒸泄がやや少なめでしたが、一方で今朝のおしっこの量が550グラムと、けっこう多めでした。
缶酎ハイの成果も。いや、せいかも。
その結果、今朝の体重は61.05㎏となりました。
ほら、毎日200グラムずつ減ったりしないでしょ。
好きなものを好きなだけ食べていても私の体はこんなふうに「帳尻あわせ」をしてくれてます。
飲食の適量が「習慣化」によって身についているのもその要因です。
自由体操のおかげで新陳代謝が上がっているのも一つの要因です。
以上、追記でした。
自分で自由に体を動かす人がひとり増えれば、日本がひとりぶん元気になります。
2020ならまだ充分に間に合います。
自由体操で動かしましょう。

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