いつでも、どこでも、どんなふうにでも、体のどこでも、少しでも、自由に動かす。
それが自由体操です。
回数とか、秒数とか、角度とか、そんなことは正直どうでもいいんです。
とにかく、動かして下さい。
○○体操、××エクササイズ、△△ヨガ、、、
避難所生活で、そういうのは二の次、三の次。
まずは、とにかく、自由体操。
それだけで、エコノミー症候群を防ぐことができます。
「グーパー」だって「足踏み」だって、じっとしているよりよほどいいのです。
このブログの「自由体操人」を描いてくれている小池アミイゴさんは、これまでずっと日本全国の被災者に心を寄り添わせてきた方です。
そのアミイゴさんが、こんなメッセージを送ってくれました。
それでは、アミイゴさんの分身(?)の「自由体操人」たち、これまで登場したみなさんをご紹介します。
まねしても、しなくても、どうでもいいので、とくかく自由に体を動かして下さい。

思い切り息を吐き切るだけです。

ふと気づいたときに背筋を伸ばしましょう

お尻の穴をキュッと締めましょう

ひとりジャンケンをしましょう

腰をひねります。無理をしないで。

ガッツポーズで腕を曲げます。勇気が湧きます。

足の親指の付け根で立ちましょう。立ってるだけでも「運動」です。

いつもより少し大股で歩きましょう

胸をギューッとすぼめてみましょう

こんどは反対に胸を張りましょう。

腰を前後に振りましょう。少しでいいですよ

こんどは左右に動かしましょう。無理しないで。

もういっちょ、こんどはぐるぐる回しましょう。

蹴りましょう。ボールなんかいりません。ストレス発散!

こんどは反対に、後ろに蹴り上げましょう。かかとでお尻を蹴る感じ。

お友達がいたら大きく手を挙げましょう。いなくても上げましょう。

よいことがあったらバンザイしましょう。なくてもしましょう。

蹴らなくてもいいです。腿上げでもいいです。

腿も上げなくてもいいです。足踏みだけでもいいです。

困ったら大げさに肩をすぼめましょう。困らなくてもすぼめましょう。

肩を回しましょう。小さくでも、大きくでも。肩はかなり自由です。

足首を回しましょう。足首はホントは回らないけど、回してるつもりで。

ストレスは首にきます。首を回しましょう。

振り向くだけでも肩こりに効きます。無理は禁物。

アキレス腱伸ばしはじつはふくらはぎに効いてます。

カニ歩きなんて変ですね。でも、変な動きほど良く効きます。

体側を伸ばしましょう。脇腹はじつはとても凝っています。

段飛ばしは体幹によく効きます。
自由体操は避難所などで過ごされているみなさんに良く効くはずです。
でも、なにかと体を使って疲れていたら、体を動かさずにゆっくりお休みして下さい。
心と頭を使って疲れていても、やっぱりお休みしたいですよね。
でも、そんなときはほんの少しでいいので、体を動かして下さい。
特に車中泊をされている方は、くれぐれもエコノミー症候群にお気を付け下さい。
健康第一です。
お体、大事にしてください。
